ベルギー市内にもまだ行っていないところがたくさんある。
ストックレー邸。
ヨーゼフ・ホフマン設計でセセッションスタイルの代表作。
世界遺産にも登録されていて、インテリアもすごそうだが内部を見学できないのが残念。
こちら側の立面しか見れなかったが、大理石の外壁がうっすら屋根の色で染まっているのがいい味を出している。
実はベルギーにも凱旋門がある。
噴水の奥に小さく見えるのがそれ。市内の東側にこの軸線が通っている。
近くで見るとけっこう立派。
こっちに来て初めてベルギーの国旗を見た気がする。
凱旋門の前にはいい感じの公園がある。
この辺にはEU関連の施設も集まっている。
ブリュッセルの中心部は今週からいよいよクリスマスモードに突入。
クリスマスの装飾を見ようとグラン・プラスに行く道中、噂には聞いていた謎のブランドを見つける。
このブランドのコンセプトはなんなんだろう…。
グラン・プラスはいつにも増してきれい。
キリスト生誕の小屋が再現されている。
小屋の中には人形が置かれているのだが…
なぜか羊だけは本物。
他の所でも、たくさん出店が出ていたり、
へんな飾りが浮いていたり、
観覧車が登場していたり、
メリーゴーランドが登場してたり、
もちろんサンタさんも登場してたり。
ちなみにこの観覧車、かなりのハイスピードで、かごはかなりゆらゆらしているうえにガラスとかの囲いとかはついていない。
おそらく乗ったら相当なスリルを味わえるであろう代物。
そしてなんとスケートリンクまでもが仮設でつくられている。
次の日には前から気になっていたこのアトミウムという建物へ。
場所は中心市街地から北に少し離れたところにあるにもかかわらず、市街地からも見ることができるというかなりの大きさ。
やっぱりでかい。そして形が異様すぎる。
なんとこの球体の中に入れるというのだからわくわくが止まらない。入口は足元にあるこれ。
エレベータで一気に一番上の展望台へ。
こんな感じでブリュッセルを一望できる。そういえばブリュッセルで高いところに上ったのは初めて。
展望台の上はレストランになっていたものの料理は高すぎて手は出せず…。
他の球体は展示室になっている。
ここだけなぜか遊園地的なライティング。
そもそもこのへんな建物は何なのかというと、1958年に行われたブリュッセル万国博覧会のパビリオンだそう。
テーマは「科学文明とヒューマニズム」。コルビジュエのフィリップス館があったり、日本館は前川國男が設計していたりしたらしい。
大阪万博やこないだの上海万博を見ても思ったけど、万博建築が放つエネルギーみたいなものはすさまじい。
なにかおもしろいことをやってやろうっていう設計者の強い思いがダイレクトに出ている感じがする。
球体同士は階段やエスカレータでつながっている。
別の展示室。ここは思いっきり球体感が出ている空間。
人形とともに展示されていたアトミウムの図面。
当時の施工映像も流されていたが、こんな複雑そうなものを当時の技術で作り上げたことにただただ驚く。
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