週末を利用してパリに行く。
ブリュッセルとパリをつなぐ高速鉄道Thalysで1時間半、往復90ユーロ。
いろんなところに旅行がしやすいという理由で選んだベルギー、早くもその真価を表す。
しかし、ベルギー人にベルギーに来た理由を聞かれたときにこの理由を返すのはなんだか申し訳なかったりもする。
1日目
パリ北駅。到着していきなり駅がかっこいい。
AUSMIPパリ組に案内してもらおうとノープランできたものの、連絡不足により駅では会えず。
とりあえず中心部まで歩くことに。
なんかうれしい。
街路にまでお店の席が作られるのはおなじみの風景。
ブラジル人の屈強な男たちの肉体美パフォーマンス。
セーヌ川。後方に若干見える細いのがエッフェル塔。
街と川が調和した風景ってのはやっぱりいい。
なんとセーヌ川で水上生活をしている人がいるらしい。これは船のように見えて実は家。
セーヌ川沿いを歩いてアラブ世界研究所へ。
前にパリに来た時にも見たが多分何度見ても飽きない。設計は巨匠ジャン・ヌーベル。
運よくザハ・ハディド設計の移動パビリオンが前庭に来ていた。この2つのコラボレーションはなかなか見れない。
パビリオンは宇宙船にしか見えない。
中は美術館になっていてザハの最新プロジェクトの展示をしていた。
うねうねの壁やスクリーンと中もすごいことになっているが、スターウォーズとかを見慣れているせいかあまり驚きはなかった。
研究所の中へ。
ここの屋上からの眺めは素晴らしい。
そしてなんといっても目玉はこのファサード。
アラブの幾何学模様をモチーフにしたスクリーンを通して光と影の模様がいたるところに投影されるとてつもなく美しい空間。
しかし、本来なら光の量を調節できるはずが油圧トラブルにより動かないらしい。
夜のパリもきれい。オレンジ色の街灯つくるあたたかく落ち着いた雰囲気がいい。
2日目午前
パリ近郊の超高層ビルが立ち並ぶラ・デファンス地区に行く。
奥に見える四角いのが新凱旋門グラン・アルシュ。
後ろをふりかえると、
奥に見える四角いのがフランスで一番有名なエトワール凱旋門。
この2つの凱旋門とシャンゼリゼ通り、ルーブル美術館の前にあるカルーゼル凱旋門をつなぐ直線状の軸にはパリの新都市軸というたいそうな名前が付いている。
それだけにこのスケールは壮大すぎて感動的ですらある。
この辺は近年に新たに開発された地区なので、パリ中心部のように歴史的な縛りがない。
ということでフランスには地震がないこともあり、ビルのデザインはやりたい放題。
大胆にカットされていたり、
ヴォールト状だったり、
穴があいてたり、
一面がカーブしてたり...。
中でもやっぱりこいつは異彩を放っている。
写真では分かりづらいがとてつもなくでかい。
中はオフィスビルになっているらしい。
ボイドの中にはフライ・オットー設計の屋根がかかっている。
確かにここまででかいとボイドの上部は屋根の役割を果たさない。
大階段がいい感じ。ヨーロッパではいい階段や坂があるとみんな座りたがる。
階段を人々が集える場所として考えるのもいいかも。
上部は展望台になっていて、このメカニカルなエレベータで登れる。
はずなのだが、なぜか閉鎖中ですさんでいる様子。
wikioediaによると「展望フロアは安全上の理由から閉鎖されている」とある。
確かにエレベータも展望台も怖いだろうな...。
新都市軸!!
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