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2011-10-25

五週目(10/22-10/28)

早くもこっちに来て1ヶ月がたつ。
ボーっとしてたら9ヶ月なんてあっという間に過ぎそう。


とりあえず動かなければと思い、ビクトル・オルタ自邸に行く。
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ビクトル・オルタはベルギーの建築家でアール・ヌーヴォー建築の旗手。

アール・ヌーヴォーといったらこてこての装飾建築という勝手な先入観からあまり期待せずに見に行ったが、その先入観を完全に払拭するすばらしさ。
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邸宅の中心にこの螺旋階段があって、これにそって各部屋が配置されている。
この階段と部屋と部屋とのつながりにかなり一体感があって、邸宅全体に連続感を感じる。
こんな明るくて登りたくなるような階段はあまり出会ったことがない。

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それから各部屋に個性と彩を与えてるのがこういった窓辺の空間。
どの部屋にも同じ窓辺はなく、裏庭やストリートといった外部環境に合わせて窓辺の設計を変えている。
そしてどの窓辺も美しい。

装飾は空間に軽さや明るさを与えているといった印象で、出すぎた感じは全くなくいい感じ。
建てられて100年建ってるにもかかわらず全く時代遅れ感は感じない。


この流れで同じくオルタ設計の漫画ミュージアムへ。
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こちらもかなりかっこいい。

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とても明るくて軽さのある空間。
鉄とガラスという素材がそれを作っているんだろうけど、同じ素材を使ったミースとかの近代建築と違ってかなり表情があって人間的な感じがする。

ちなみに漫画は外国のものばかりで、子供むけの可愛い感じの絵かゴルゴ13のような劇画タッチのような絵のものが多くて、その間をとったような日本的な漫画の絵は少なかった。
日本のものといえば紅の豚の人形が置いてたくらい。



あと今週はイベントの多い週だった。

まずは、すしパーティー。
友達のアパートに住む韓国人の子がイギリスですしを買ってきたということでありがたくも招待してもらう。

このすし、なんと一個一個ご丁寧にパッキングしてある。
こっちではタイ米のようなパサパサお米がほとんどなので、久しぶりのまともな白米がおいしすぎる。

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そして外人の酒の強さに引く。
韓国人の子は調子がいい時にはほぼ消毒液の味がする焼酎をボトルで5本飲むそう。
さらにその強さでけっこう飲ませてくるという怖さ。
あとベルギー人もいたが、一通り飲み終わった後にマイウイスキーを持参。

奥で寝ている留学仲間の田中くんは早々に限界を迎えた模様。


つぎはハロウィーンパーティー。
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ハロウィーンといえば仮装だが、してる人としてない人は半々くらい。基本的にクラブで騒ぎたい人たちが来る。
仮装はゾンビがいたり、ブラックスワンの集団がいたり、白塗り芸者がいたり、犬がいたりとおもしろかった。
外人のゾンビメイクの映え方ははんぱじゃない。

こういうみんなで集まってパーティーに行くみたいな文化は本当に外国ならでは。


最後に家の近くを散歩してて見つけたなんかすごいオブジェ。
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よく見るといろんなところが教会装飾を模している。


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しばらく曇りで寒い日が続いたと思ったら、今週は晴れて暖かい日が多い。

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